前書き
一時最悪の状態になりましたが、4年間の別居生活を通して、何とかお互い歩み寄って危機を乗り越え復縁しました。
そして、現在は、家族4人で仲良く暮らしています。
さて、今配偶者と別居しているあなたは「復縁したいけどどうすればいいかわからない」という状態にあると思います。
相手に対する絶望や怒りを感じつつも、それとは反対の愛情や申し訳なさなど、、、色々な気持ちが入り混じり、とても悩んでいることと思います。
その気持ちは、すごくよく分かります。
本サイトでは、配偶者と別居して悩んでいる方にとって少しでもお役に立てるように、私の体験談をすべて書き綴っています。
配偶者との別居に悩む方・復縁を望む方にとって、少しでも参考になればうれしく思います!
この記事では、「妻との出会いから結婚まで」について書きます。
◆私の体験談です↓
①妻との出会いから結婚まで ⇐今ここ
②結婚から会社を辞めるまで
③会社を辞めてから別居に至るまで
④別居から復縁するまで
◆妻・夫との別居から復縁する方法まとめ ⇐人気記事
もくじは以下のとおりです。
妻・子供との4年間の別居から復縁した体験談 ①妻との出会いから結婚まで
妻と出会ったのは私が 28歳のときで、あと数ヶ月で 29歳になる時期でした。
出会いから、2ヶ月半で交際開始。そこから2年間の交際期間を経て結婚。
結婚時は私が30歳で妻が26歳。
どこにでもある普通の夫婦の馴れ初めであったと思います。
さて、この記事では私が妻と出会ってから結婚するまでのことを書くこととします。
出会い
妻と出会う前の私は、彼女が1年以上おらずとにかく動き回っていました。
仕事は大企業の技術職だったので、職場に女性の数は少なく出会いには期待できませんでした。
仕事が忙しい平日の反動もあり、週末は合コン・お見合いパーティーなど出来る限りの出会いの場に出向いていました。
いい子いないかなぁ?? というのが当時の私のキャッチフレーズでした。
特に結婚願望はありませんでしたが、彼女は欲しかったです。
妻との出会いの場は、ネットで見つけて参加した社会人サークルでした。
そのサークルは、月に1回オフ会として飲み会を開催していました。都会だったので、ネットで探せばすぐにサークルなどの集まりが見つかる環境でした。
参加は強制ではなかったので、気が向いたときだけ行けばよかったので気楽でした。
私がサークルに行こうと思った理由は、友達がほしかったのと出会いを探すためでした。
20代の男の行動目的などほぼそんなものでしょう。
妻と出会ったのは、そのサークルに参加し出してから3回目のオフ会でした。
妻はそのときが初参加でした。
第一印象
さて、妻の第一印象について。
妻とはじめて話したきっかけは、飲み会で隣の席だったからです。
少し話しただけで、何か他の子とは違う予感みたいなものを感じていました。
よく聞く話しかも知れませんが、自分が結婚する相手は出会った瞬間に「この人だ!」と分かることが多いと言います。
ビビビッとでも言うのでしょうか?
私もそうでした。直感みたいなものが働いたのです。
美人ではないですが可愛らしく、性格も優しくきつさがありませんでした。
会話のペースもよく合いました。
お互いが話しすぎることもないし、かと言って会話が途切れることもない。
自分が話しているときにはちゃんと頷いて聞いてくれる。
自分にとってはとても居心地が良く楽なタイプの女性でした。
その時に、電話番号とメールアドレスを交換しました(当時はまだ LINE はありませんでした)。
交際に至るまで
出会いの後、数日に1回のペースでメールのやり取りをするようになりました。
メールの頻度は多くも少なくもないのが理想です。
そして、何回かのやり取りしてみて反応が悪くなければデートに誘う。
それが、いつもの私のパターンでした。
初デートでは、その頃流行りはじめたばかりの猫カフェでお茶をしました。妻が猫好きだったからです。
猫カフェに行くことだけしか決めていませんでしたが、お茶の後もカラオケで歌って夕食の時間を共に過ごしました。
その場の乗りで次に誘いやすかったので、行き先に困ることはありませんでした。
趣味も合っていたのです。
こんな感じで2回デートをして、3回目のデートの後に付き合うこととなりました。
交際中
先にも書いたように妻はとても居心地の良い女性でした。
何時間一緒にいても疲れないし、喧嘩もほとんどありませんでした。
お金を浪費するようなことはなく、無茶なことも言いませんでした。
その前に付き合っていた彼女とは、合わないところがあったのを我慢していたので、妻が余計によく思えました。
これまでずっと結婚願望はありませんでしたが、自然と考えるようになっていたと思います。
自分の直観に間違いはなさそうだ! この子ならばと。
結婚
付き合いはじめて半年くらいでプロポーズしました。
クリスマスでホテルに1泊して、翌朝帰るときに道中でです。
まぁ、プロポーズらしいプロポーズではありませんでしたが人生一緒に歩きたいと伝えました。
妻はふたつ返事でオッケーしてくれました。
それからさらに1年半くらい交際を続けて入籍に至りました。
お互いの両親とも結婚には全く問題なく同意でした。
その頃は、このように↓ 感じていました。
周りには結婚に失敗する夫婦はたくさんいるかも知れないけど、自分たちは絶対に大丈夫だ!この子となら絶対に上手くやれる!
後に別居状態になるとは夢にも思わなかったです。
今だから言える反省点
さて、先にも書きましたように、私は妻はとても居心地がいいと感じて「この人ならば!」と思って結婚しました。妻のことがとても好きでしt。
しかし、好きというだけでは結婚生活はやって行けません。
今から思えば結婚する前にもっとしっかりとやっておくべきことがあったのです。
反省点としてあげておきます。
それは
肝心なところで価値観のズレが無いか確認すべき
ということです。
これは結婚するにあたり。かなり大事なことです。
事前にパートナーの全てが分かるはずはありません。分かれば苦労はないです。
結婚には絶対に勢いも必要です。
しかし、価値観の大きなズレが無いか? だけはしっかり話し合った方が良いです。
私は、元をたどればこの価値観のズレに気付かずに、後に大きな問題に直面することになったのです。
そして、夫婦の仲が悪くなり別居状態にまでなってしまったのです。
人生への焦り、仕事を充実させたい
私は結婚した当時、大企業に勤めていました。
しかし一生そこで勤め続ける気はありませんでした。
後で書きますが、自分には大きな組織は向かずもっと裁量を発揮できる立場で仕事をしたい! と感じていたからです。
妻は私が大企業の従業員だから結婚したわけではありません。
それは断言できます。
私のことを肩書きなどではなく、ちゃんと一人の男として見てくれていました。
自分の人生どうしたかったか
サラリーマンが向かない自分
先にも書いたように、私は大企業で勤めていたが一生そこで勤め上げる気はありませんでした。
大企業は給料はいいですが、従業員はどうしても歯車のように働かなくてはなりません。
仕事で自分の裁量が発揮できないことが不満でした。
もっと言ってしまえば、会社の大小に関係なくそもそもサラリーマンが向いていない性格だと思います。
自分で事業を経営したい!と、実は入社した頃からずっと思っていました。
そのための方法として、真っ先に思い浮かんだのは、自分の技術力を活かした起業でした。
当時、「起業」という言葉が流行っていたことも影響していました。
ただ、ゼロから何かをはじめて成功するハードルは余りにも高いです。
アホでもそれくらいは分かります。
そこに向かって飛び出すことはできませんでした。
大企業を辞める決断
次に考えたのが実家の家業です。
私の実家は、昔からある士業の事務所を営んでいました。
なお、どの士業かを明かすことは身バレの恐れもあるのでご勘弁願いたいです。
先に言っておくと、私は現在その士業の資格を取り家業を営んでいます。ただ、そこに至るまでに紆余曲折あったということです。
その士業の資格は取得するのが極めて困難であり、何よりも文系の範囲のことでした。
当時の私はずっと理系畑を歩んできた技術者だったのです。
私がこれまで積み重ねてきた技術力を活かせる仕事でもない。技術の仕事そのものは好きでしたが、大企業で勤め続けるのは嫌でした。
より自分の裁量を発揮できる環境に身を置くことが大事と考えるようになっていました。
ただ、妻と付き合っていた当時の私は結婚したいと思っていました。そしてそのためにはしっかりとした食い種が必要です。
こういったことがあり、大企業はどうしても嫌だったので辞めるけれども、その代わり安定している家業を継ごうと考えるようになったのです。
まぁ、ここまではまだ真っ当な考えだったと思います。
私は妻にプロポーズしてから数ヶ月後にそのことを告げました。
「勤めている大企業を辞めて、ある士業の資格を取る。そして家業を継ぐから着いてきてほしい。」
と。
どういう反応が返ってくるかすこし不安だったが、妻は喜んでOKしてくれました。
そして、上司に対して会社を辞めることを告げました。
急に辞められるのは困ると引き止められ、半年後に退社することとなりました。
同時に資格取得のための勉強も開始しました。
会社に残り起業を目指す決断
会社を辞める日まで残務をこなす日々でした。
そして、家に帰ってからは資格取得のための勉強。
妻と一緒に住むための準備や、結婚式のことも考えなければなりません。
刻々と会社を辞める日が近づいてきました。
それに連れて、徐々に自分の中で疑問が湧いてくるようになったのです。
それは、本当にこれまで身に付けてきた技術を捨てて、まったく異なる分野に移るのか?
ということです。
自分にはやっぱり技術系の仕事の方が合っているのではないか? と日に日にそういう思いが強くなって行ったのです。
上司が自分を引き留めたがっていることは分かっていました。
そして、このように↓ 考えるに至ったのです。
『何か新しいことを始めるにしても技術を活かした方が良さそうだ!今は、とりあえず会社に残ることにしよう!
そして、技術を活かした独立の道が見つかったらそっちに進もう。』
要するに、一番最初に考えた起業です。
その夢を捨てきれなかったのです。
妻には、「とりあえず会社に残り今後のことを考え直す」と伝えました。
起業の願望があるということをはっきりとは伝えませんでした。
この時点ではまだ結婚していませんでした。やはり、この時点で自分の本当の希望(起業したい旨)を伝えるべきであったと思います。「起業したい! その前提で着いてきてほしい」と。それが無理なら別れる(婚約破棄する)覚悟も必要だったのでしょう。
こうして、自分の本当の願望をはっきりとは伝えないまま、会社に残ることになったのです。
妻とはそのまま会社に残った状態で入籍し、予定どおりに新婚生活をはじめました。
妻とは気が合うので、普通に生活している分には夫婦関係には一切の問題はありませんでした。
それは何度も書くように、妻はとても居心地の良い女性だったからです。
楽しい新婚生活を送る傍ら、仕事を今後どうするか? 悩む自分がいました。
やはり大企業でサラリーマンを続ける気にはなれない、と思っていました。起業したいけど、どうすればそれが叶うか? どういう事業なら自分ではじめれるか?
そんなことを毎日考えていたのです。
具体的なイメージが湧くように、休日に市内で開催されている「創業塾」に参加したりもしていました。
しかし、起業したいという本当の気持ちを、妻にはなかなかはっきりと言い出せなかったのです。
妻は私が今後一生、会社で働き続けると思っていて、家を建てることなどを思い描いていました。
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②結婚から会社を辞めるまで
③会社を辞めてから別居に至るまで
④別居から復縁するまで
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