前書き
一時最悪の状態になりましたが、4年間の別居生活を通して、何とかお互い歩み寄って危機を乗り越え復縁しました。
そして、現在は、家族4人で仲良く暮らしています。
さて、今配偶者と別居しているあなたは「復縁したいけどどうすればいいかわからない」という状態にあると思います。
相手に対する絶望や怒りを感じつつも、それとは反対の愛情や申し訳なさなど、、、色々な気持ちが入り混じり、とても悩んでいることと思います。
その気持ちは、すごくよく分かります。
本サイトでは、配偶者と別居して悩んでいる方にとって少しでもお役に立てるように、私の体験談をすべて書き綴っています。
配偶者との別居に悩む方・復縁を望む方にとって、少しでも参考になればうれしく思います!
この記事では、「妻との別居から復縁する方法」について書きます。
最後の方で、以下の復縁のプロの方々が提供する情報についても紹介させて頂きますね!
もくじは以下のとおりです。
妻・夫との別居から復縁する方法まとめ
私自身(男性)の経験と、他の人の体験談や調べたことをもとに、妻・夫との別居から復縁する方法をまとめてみます。
今、妻・夫と別居中で「復縁したいけどどうすればいいか分からない」という方は参考にして頂きたいです。
復縁の可能性
置かれた状況によって、復縁しやすいかどうか異なるところはあります。
復縁の可能性に影響することを、いくつかあげてお話しします。
子供の有無
子供がいる夫婦の方が、復縁の可能性は高いです。
夫婦の仲が悪くなっていても子供は関係ないので、子供のために歩み寄ろうと思うからです。
「子はかすがい」という言葉のとおり、夫婦仲が悪くても子への愛情のおかげで夫婦の縁を切らずにいれるということはあります。
私自身もそうでした。
今でこそ夫婦仲も元に戻っていますが、別居した当初は妻のことを憎むくらいに嫌いになっていました。
それでもすぐに離婚に踏み切らなかったのは、2人の子供の存在があったからです。
上の子は幼児、下の子は産まれたばかりで、たまにでも会うと後ろ髪を引かれる気持ちなったことを覚えています。
子供を可愛いと思う気持ちは本能なので、誰でも持っているのです。
両親の干渉の有無
両親のネガティブな干渉が強いと、復縁は難しくなる場合があります。
親が「あの人とは別れなさい。」とうるさく言うと、なんだかんだで影響を受けてしまうものです。
別居を経験することなど誰でも初めてなので、どうしたらいいか分からないからです。
特に元々親の干渉が強いとなおさらそうでしょう。
私の場合、両親とは一緒に住んでいませんでしたし、元々それほど干渉してくることはありませんでしたが、それでもたまに「妻とは別れた方がいい」と言われました。
私はある日完全に怒って、以後何も言わせないようにしました。
妻の方は母親の干渉がかなり強い家庭だったので、別居中実家からは離れて妻・子供2人の3人で暮らすようにして、干渉が入らないようにしました。
親はどうしても自分の子供が可愛いので、全面的に肩を持ちたがるものですが、それが余計なこともあるのです。
夫婦のことはあくまで夫婦の問題なので、両親は関わらせないようにしましょう。
親が関わって良いことはありません。
会える状態か否か
妻・夫と会える状態にあるかどうかもあります。
会える環境にある方が、復縁の可能性は高いです。そして、会う頻度が高いほど可能性は高まるでしょう。
人間、会えない人からは気持ちは遠ざかっていくものだからです。
あまりにも住んでいる場所の距離が遠すぎたり、完全に拒絶されていたりして会えないと復縁は難しくなります。
私の場合は、妻の地元は他県だったので、会いにいくのはけっこう大変でした。
片道で2時間以上はかかり金銭的にも負担はありましたが、それでも月に1回週末には会いに行くようにしていました。
自分が離婚したいのか? やり直したいのか? 気持ちがはっきりしない時期もとにかく定期的に会っていました(子供が可愛いのが大きかったです)。
そうしているうちに、徐々にやり直したい気持ちが湧いて来たのです。
復縁したい人は何とかして、妻・夫と会うようにしましょう!
また、私のように自分の気持ちが分からない人でも、会うことをお勧めします。
そうしているうちに、どうしたいか? 自分の気持ちが分かってくるからです。
別居した理由が何か
別居した理由によっても、復縁のしやすさは変わるでしょう。
そもそも解決できることか否か、ということが関係するからです。
意識や習慣を変えれば良いことであれば、改善することで復縁できる可能性もあるでしょう。
一方で、あまりにも大きく価値観がズレていたり、DVや浮気で相手を深く傷つけてしまっている場合、難しくなると考えます(無理とは言いません)。
私の場合は、仕事を辞めることで妻を振り回したことと、辞めて家業(とある士業)に就いた後に資格試験の勉強のために全然家族の時間が取れなかったことが原因でした。
復縁のためには、家族のことも考えるように私の生活習慣を変える必要がありました。
結局、試験勉強に目処がついてからやっと家庭のことを考える余裕が出てきました。
そして、別居の原因を作ってしまった頃よりも、家庭に目を向けれるようになったことで復縁に向かうことができたのです。
復縁する方法・復縁のために必要なこと
妻・夫と復縁するために必要なことをあげさせて頂きます。
結論を急がない
やり直したい気持ちが強かったり、自分がどうしたいか分からないことに苛立ったりしても、結論を急がない方が良いです。
離れていることで、別居前のことを冷静に見ることができるようになるからです。
「お前はどうしたいんだ?」というように問いただしたり、「何で私のやり直したい気持ちを分かってくれないの?」というように責め立てたりするのはよくありません。
・お互いに悪い点は反省すること
がやり直すためには必須です。
そう思えるまでには時間がかかるものなのです。
私は4年間、妻と別居していました。
もっとも私の場合は、試験勉強というやるべきことがありそっちに没頭すると、しばらく他のことは棚上げ状態になったりしていて時間かかったというのもあります。
ただ、結果的にはそれが長い冷却期間となったと考えます。
その期間、たまに妻に会うことで、徐々にお互いの信頼関係を取り戻して行きました。
定期的に会う
復縁するためには、先にも書いたとおり定期的に会うことが大事です。
会わないと気持ちはますます遠ざかるからです。
復縁したい方はもとより、どうしたいか分からない方も、できる限り妻・夫に会うことをお勧めします。
継続的に会うことにより、自分がどうしたいか気持ちが定まることもあるからです。
私は月に1回週末に妻・子供に泊まりで会いに行くようにしていました。
その間、自分がどうしたいか最初は分かりませんでしたし、むしろ別れた方が良いと考えたこともあります。
しかし、最終的には家族が必要なことが分かりました。
相手を理解する努力をする
妻・夫は他人です。そして、自分と他人は違います。
相手のことを理解できないから、別居状態になってしまうのです。
しかし、やり直すためには相手を理解する努力をしなければなりません。
相手のDV・浮気癖が直らなかったり、どうにもできない価値観の違いがある場合以外は、相手を受け入れるようにしましょう。
相手のことが理解できなくて苦しんでいるのはあなただけではありません。相手もそうなのです。
自分だけが損していると思わずに、相手を理解することを諦めないようにしましょう。
私は、妻の「普通の生活を望む」「絶対にマイホームに住みたい」という価値観が理解できませんでした。
しかし、妻がなぜそこまでそれを望むのか? コミュニケーションを取るうちに分かるようになりました。
いえ、結婚前から分かってはいたことだったのです。
妻の希望を尊重することにしました。
別居の原因を解決する
なぜ別居に至ったのか? その原因が解決していないと、やり直すことはできません。
相手はまた同じことになるだろうと思い、自分を信用してくれないからです。
私の場合は、仕事を辞めることで妻を振り回したことと、転職後に資格取得のため家庭を放っておいたことが自分の落ち度でした。
自分には、資格取得は家族のために頑張っているという自負があったので、出て行った妻の行動を最初はなかなか納得できませんでした。
しかし、それでは何の解決にもならないので、周りの友人が夫としてどのように振る舞っているか? 一般的な家庭の父親はどんな風に振る舞うのか? 見たり聞いたりするようになりました。
すると、これまで自分がかなり自分勝手に振る舞いすぎたことが分かりました。
そして、もっと家庭に興味を持ち、家族のために時間を使うようにしよう、と思ったのです。
夫婦両方が反省する
夫婦の関係が悪くなるときは、夫婦両方ともに原因がある場合が多いです。
ですので、どちらか一方だけが反省するだけでは意味がなく、両方ともが自分の落ち度を認めて反省しなければならないのです。
私も、自分が反省して妻に反省の弁を述べる際に、妻の反省の弁も聞かせてほしいと伝えました。
私は妻が自分と話し合うことなく、出ていってしまったことが納得できなかったのです。
出て行くのなら話しをきちんとした上で出ていって欲しかった、とずっと思っておりました。
そして、後日妻の反省の弁もしっかり聞かせてもらいました。
自分だけではなく、妻もしっかり反省していることが分かったことで、復縁に向かうことができました。
徐々に距離を縮める
焦らずに徐々に距離を縮めることを考えましょう。
復縁するにしても一気に関係を修復するのは不可能です。
一度信頼関係が壊れてしまっているからです。
別居中に繰り返し会うことで、相手に自分を信頼してもらえるか、自分が相手を信頼できるか確かめながら距離を縮めるしかありません。
時間がかかることではありますが。
私は、再び一緒に住む直前の1年間は、それまでよりも一緒にいる時間を増やすために、月の1/3ぐらいは妻子が住む他県のアパートで生活するようにしました。
もっとも、私の場合は自営業でパソコンさえあればできる仕事だからこそ、それが成り立ったわけですが。
徐々に一緒にいる時間を長くすると、これから一緒に暮らして行くことに現実感が湧いてくるのです。
そして、どうすれば上手くやれるかも考えれます。
ですので、置かれた状況は皆違えど、徐々に距離を縮めることを考えて頂きたいです。
過去のことを責めない
相手の過去の落ち度を取り上げて責めても、何も良いことはありません。
別居になってしまった当初は腹が立つにしても、いつまでも相手を責めていても何にもなりません。
起こってしまったことは仕方がないのです。
先に書いたように、責めずに落ち着いて話して反省してもらいましょう。
両親を関わらせない
先にも書きましたが、夫婦の問題に両親は関わらせない方が良いです。
夫婦の問題がよりややこしくなり、家対家の対立構造になってしまうからです。
親はどうしても自分の子が可愛いので、客観的な助言をできる立場にはないのです。
私の両親も一時期、妻だけでなく妻の両親の価値観までも否定していました。そして、私には妻と別れるように言ってきて、本当にうっとうしかったです。
ある時から夫婦のことには一切口を挟ませないようにしました。
基本的には相談もしない方が良いでしょう。
復縁を望む人はその道のプロからの助言をもらうべき
さて、夫婦の問題について1人で悩むのは苦しいことです。
当時の私のように、妻とやり直したいのかどうか? 自分の気持ちがよく分からない場合もあるでしょうし
復縁を強く望むけど、どうすればできるのか? 分からないという方もいると思います。
妻・夫とやり直したい気持ちが間違いない人は、第三者のアドバイスをもらうことを考えてみても良いでしょう。
かと言って親しい友人に相談しても、どうしてもその人の主観に偏った助言しかもらえません。
それよりも、多くの事例を踏まえた客観的な視点からの助言がほしいですよね。
恋人間・夫婦間の問題解決のプロはいるて、日々多くの相談を受けて解決に導いています。
有料ではありますが、そんなプロが自分のノウハウを体系化した教材があるので、それを読んで実践することで、アドバイスしてもらうのと同じだけの価値があると言えるでしょう!
まとめ
妻・夫との別居から復縁する方法をまとめました。
今別居中の方はとても苦しいと思います。
ただ、あなたが苦しいということは相手も苦しいのです。同じように悩んでいるのです。
復縁を望むあなたには、相手を理解し歩み寄ることを諦めないで頂きたいです!